日本数学教育学会 第11回春期研究大会開催のご案内(第4次)

日本数学教育学会会長清水 美憲
第11回春期研究大会実行委員長市川 啓

 日本数学教育学会では,平成25(2013)年度から,学会の公益法人化に伴う事業拡充の一環として,数学教育の基礎的・科学的研究の一層の推進のために,春期研究大会を開催しています.第11回春期研究大会は,下記の要領により,宮城教育大学において現地開催することになりました.充実した研究大会となりますよう,皆様のご参加をお待ちしております.

1 日程

 2023年6月4日(日)

2 会場

 宮城教育大学 〒980-0845 宮城県仙台市青葉区荒巻字青葉149番地

3 大会参加費

会員会員以外
一般3,500円4,000円
学生3,000円3,500円

※ 表示された参加費には,消費税が含まれています。

4 研究大会プログラム

09:00~09:30受付
09:30~11:30創成型Ⅰ幼児期における他教科との総合的な算数教育プログラムの開発
創成型Ⅴ学校数学における課題設計原理の開発に関する研究(2)
創成型Ⅶ数学的モデリングのサイクルと統計的探究プロセスにもとづく小学校算数科授業研究(2)
創成型Ⅷ小学校下学年における比例的推論の基礎の形成:ユニット化・ノルム化を視点として
創成型Ⅺ移⾏期の学校数学カリキュラムにおけるアラインメントの検証
11:40~12:10開会行事
12:10~13:00学会総会(関係者のみ)
12:10~14:30昼食,ポスター発表
14:30~16:30創成型Ⅱ数学教育の内容・領域に固有な非認知能力に対する教師による評価
創成型Ⅲ中学校数学科の関数指導の改善
創成型Ⅳ数学の生涯学習における「境界オブジェクト」の意義
創成型Ⅵ平面図形と空間図形の連動を視点とした小中一貫の図形カリキュラムの開発研究(4)
創成型Ⅸ数学教育現代化における教育課程の再構成原理とその過程(3)
創成型Ⅹ日本の数学授業レキシコンに関する多元的分析

 第11回春期研究大会では,創成型課題研究及びポスター発表を予定しています.

 創成型課題研究は,昨今の数学教育研究における複合化,総合化した研究課題の創出による新分野の開拓の必要性に呼応するために,各課題についてのオーガナイザーによる企画・運営を基本として,研究発表及び参加者による討議を行います.公募の結果,次の11課題の申込が受理されました.

テーマオーガナイザー
幼児期における他教科との総合的な算数教育プログラムの開発松尾七重(千葉大学)
数学教育の内容・領域に固有な非認知能力に対する教師による評価宮崎樹夫(信州大学)
中学校数学科の関数指導の改善鈴木誠(常葉大学)
数学の生涯学習における「境界オブジェクト」の意義渡辺信(生涯学習数学研究所)
学校数学における課題設計原理の開発に関する研究(2)小松孝太郎(筑波大学)
平面図形と空間図形の連動を視点とした小中一貫の図形カリキュラムの開発研究(4)岡崎正和(岡山大学)
数学的モデリングのサイクルと統計的探究プロセスにもとづく小学校算数科授業研究(2)柗元新一郎(静岡大学)
小学校下学年における比例的推論の基礎の形成:ユニット化・ノルム化を視点として日野圭子(宇都宮大学)
数学教育現代化における教育課程の再構成原理とその過程(3)蒔苗直道(筑波大学)
日本の数学授業レキシコンに関する多元的分析舟橋友香(奈良教育大学)
移行期の学校数学カリキュラムにおけるアラインメントの検証清水美憲(筑波大学)

5 参加申し込み

 Webページでの事前参加申込み受付は終了いたしました。は5月24日(水)までとさせて頂きます.大会当日の会場での参加申込みも受け付けますが,当日受付の場合には次のようなご不便をおかけすることになります.

  • 事前申込みよりも受付にお時間を頂戴します.
  • 事前申込み・当日申込みに関わらず,論文集は大会ウェブページからダウンロードしていただくシステムになっております.会場ではインターネット接続のご準備及びサポートができませんのでご了承ください.
  • 大会で準備するお弁当(有料)は事前申込みのみとなっております.当日のご購入はできません.
  • 大会で準備するお弁当(有料)は事前申込みのみとなっております.当日のご購入はできません.

 なお,発表申込みをされた方も,別途,参加申込みが必要ですのでご注意ください.

6 論文集(冊子)の購入

論文集(冊子)が必要な方は,参加申込みの際に一部2,500円(送料込み)でご注文いただけます.

また,研究大会には参加せずに冊子のみを購入希望の方は,直接下記の大会事務局までお問い合わせください.

7 諸連絡

  • 会場にはご利用いただける駐車場がございません。公共交通機関をご利用ください.
  • 第11回春期研究大会当日に,仙台国際ハーフマラソンが開催されることになりました.ホテル等のご予約や当日の交通の混雑についてご不便をおかけすることになるかと存じます.あらかじめご承知おきください.会場にアクセスしやすいビジネスホテルのある地域の情報については,以下に関係の情報をお伝えさせていただきますが,ご参加予定の皆様におかれましては,お早めにご予約いただきますようお願い申し上げます.

開催方式と宿泊先の予約について(2023年2月27日現在)
  • <ビジネスホテルのある仙台駅近隣の駅>
    仙台駅から会場最寄りの青葉山駅(仙台地下鉄東西線)までは10分程度です.宿泊先としては仙台地下鉄東西線沿線のホテルが便利ですが,ハーフマラソン大会の関係でご予約が難しいことが見込まれます.ビジネスホテルのあるその他の主な駅は以下のとおりです.
    • 仙台駅まで仙台地下鉄南北線を利用
      • 北四番丁駅(仙台駅まで5分程度)
      • 勾当台公園駅(仙台駅まで5分程度)
      • 長町駅(仙台駅まで10分程度)
    • 仙台駅まで新幹線を利用
      • 白石蔵王駅(仙台駅まで15分程度,1時間に1本程度が停車)
      • 古川駅(仙台駅まで15分程度,1時間に1本程度が停車)
    • 仙台駅まで仙台空港アクセス鉄道仙台空港線(仙台空港-仙台駅)を利用 
      • 美田園駅(仙台駅まで15分程度)
      • 杜せきのした駅(仙台駅まで15分程度)
  • <ご留意いただきたいこと>
    • 当日は交通規制が行われますので,自動車やバスのご利用はお控えください.
    • 東北新幹線には全席指定席のものが多くございます。こちらの予約もお忘れないようにお願いいたします.

8 共催

 第11回春期研究大会は,国立大学法人宮城教育大学と日本教育大学協会・数学部門の共催で開催されます.

9 第11回春期研究大会 実行委員会 事務局

〒980-0845 宮城県仙台市青葉区荒巻字青葉149番地 宮城教育大学
       市川啓(実行委員長) 花園隼人(事務局長)
      e-mail: jsmespring11@sme.or.jp