日本数学教育学会 第9回春期研究大会開催のご案内(第三次)
日本数学教育学会会長 | 清水 美憲 |
第9回春期研究大会実行委員長 | 清水 宏幸 |
日本数学教育学会では,平成25 年度から,学会の公益法人化に伴う事業拡充の一環として,数学教育の基礎的・科学的研究の一層の推進のために,春期研究大会を開催しています.第9回春期研究大会は,下記の要領により,オンラインにて開催することになりました.充実した研究大会となりますよう,皆様のご参加をお待ちしております.
1 日程
2021年6月6日(日)
2 会場
オンライン開催(山梨大学 〒400-8510 山梨県甲府市武田4-4-37)
3 方法
インターネットを使ったオンラインによる遠隔開催
創成型課題研究・学会指定課題研究・ラウンドテーブル,開会行事および学会総会はビデオ会議サービスZoom を利用して発表・質疑等を行います.創成型課題研究・学会指定課題研究・ラウンドテーブルについては,例年と同一の時間枠で行いますが,ポスター発表は,大会実施日から一定期間研究大会サイト内にポスターを掲示することで行い,意見交換はZoomではなく,メール等で行っていただくものとします.
参加申し込みされた方には,ビデオ会議参加のためのURL 等をお知らせします.新たにZoom アカウントを取得していただく必要はありませんが,ビデオ会議に必要な機材やインターネットへの接続については,各自でご準備ください.
4 大会参加費
事前準備が必要なため,参加は事前申し込みのみ受け付けることとさせていただきます.
事前申込み | ||
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会 員 | 会員以外 | |
一 般 | 2,500円 | 3,500円 |
学 生 | 1,500円 | 2,500円 |
5 研究大会プログラム
08:30~09:30 | Zoom接続確認 | |
09:30~11:30 | 創成型Ⅰ | 数学の授業レキシコンの構成とその比較文化的研究 |
創成型Ⅳ | 数学教育現代化における教育課程の再構成原理とその過程 | |
創成型Ⅴ | 平面図形と空間図形の連動を視点とした小中一貫の図形カリキュラムの開発研究(2) | |
創成型Ⅵ | 数学的モデリングのサイクルと統計的探究プロセスにもとづく小学校算数科授業研究 | |
学会指定Ⅰ | 数学教育の内容・領域に固有な非認知的能力に対する教師による子どもの評価 | |
11:40~12:10 | 開会行事 | |
12:10~12:40 | 学会総会 | |
12:40~13:50 | 昼食,ポスター発表閲覧,理事会 | |
14:00~16:00 | 創成型Ⅱ | 中1における図形指導の改善-算数と数学のつながりを重視して- |
創成型Ⅲ | 比例的推論の基礎を形成する授業に向けた学習軌道の考察:小学校下学年を中心に | |
学会指定Ⅱ | 移行期の学校数学カリキュラムにおけるアラインメントの検証の方法論 | |
ラウンドテーブルⅠ | 数学の生涯学習文化の探究 |
春期研究大会では,創成型課題研究,学会指定課題研究,ラウンドテーブルという3つのタイプのセッションを予定しています.これらは,オーガナイザーによる企画・運営を基本として研究発表,討議を行うものとします.
創成型課題研究
創成型課題研究は,昨今の数学教育研究における複合化,総合化した研究課題の創出による新分野の開拓の必要性に呼応するために,各課題についてのオーガナイザーによる企画・運営を基本として,研究発表及び参加者による討議を行います.各課題は,4~6名程度の研究グループによる自主企画の研究テーマに関する課題とし,公募の結果,次の6課題が採択されました.
テーマ | オーガナイザー | |
Ⅰ | 数学の授業レキシコンの構成とその比較文化的研究 | 舟橋友香(奈良教育大学) |
Ⅱ | 中1における図形指導の改善 | 山崎浩二(日本大学) |
Ⅲ | 比例的推論の基礎を形成する授業に向けた学習軌道の考察:小学校下学年を中心に | 日野圭子(宇都宮大学) |
Ⅳ | 数学教育現代化における教育課程の再構成原理とその過程 | 蒔苗直道(筑波大学) |
Ⅴ | 平面図形と空間図形の連動を視点とした小中一貫の図形カリキュラムの開発研究(2) | 岡崎正和(岡山大学) |
Ⅵ | 数学的モデリングのサイクルと統計的探究プロセスにもとづく小学校算数科授業研究 | 柗元新一郎(静岡大学) |
学会指定課題研究
学会指定課題研究は,数学教育における今日的な研究テーマを設定し,学会との連携のもとで,オーガナイザーの主導により研究課題に取り組みます.
テーマ | オーガナイザー | |
Ⅰ | 数学教育の内容・領域に固有な非認知能力に対する教師による評価 | 宮﨑樹夫(信州大学) |
Ⅱ | 移行期の学校数学カリキュラムにおけるアラインメントの検証の方法論 | 清水美憲(筑波大学) |
ラウンドテーブル
今大会より,オープンなディスカッションに重点を置いた,ラウンドテーブルを用意することとしました.ラウンドテーブルは,研究グループが設定した課題について,登壇者の話題提供をもとにディスカッションを中心に行います.
テーマ | オーガナイザー | |
Ⅰ | 数学の生涯学習文化の探究 | 渡辺 信(生涯学習数学研究所) |
ポスター発表
査読に合格した発表のうち,発表者の承諾の得られたポスター発表は,一定期間,研究大会サイト内に掲示することで行います.ポスターには,タイトル,著者名,所属,連絡先(連絡先住所及びメールアドレス),研究内容を記載してください.大会期間中及び大会後に,参加者からの質疑や意見等に受け付けられるよう,連絡先の記載をお願いいたします.
サイト内に掲示されるポスター作成や提出方法については,下記「ポスター作成要領(改訂版)」をご参照ください(3月までに掲載されていた作成要領は一部修正となりますのでご注意ください).
ポスター作成要領 PDF
6 参加申し込み
(1)事前参加申し込み
事前申し込みの受付は終了いたしました.
(2)お申し込み方法
お申込みの受付は終了いたしました.公費のための請求書発行が必要な場合は,下記のボタンより日本数学教育学会本部事務局あてにご連絡をお願いいたします.
(3)取消しについて
決済終了後の各種申し込みの取消しはお受けできませんのでご了承ください.
7 個人情報の取り扱い
発表・参加申し込みに関する個人情報は,本研究大会関連以外では使用いたしません.
8 お問い合わせ 第 9 回春期研究大会 実行委員会 事務局
〒400-8510 山梨県甲府市武田 4-4-37 山梨大学 教育学部
清水宏幸(実行委員長) 成田雅博 早川健(事務局長)
E-mail:jsmespring9@sme.or.jp